絵唐津碗　秦秀雄旧蔵　向付

近年、再評価の高い秦秀雄氏旧蔵の絵唐津です。
勝見充男氏が中心となり、工芸青花で開催された「秦家、蔵出し」展(2018年)に出品された品です。秦秀雄氏が晩年まで所蔵し、没後は秦家に封印されるように保管され続けた品々を38年振りに表に出し、最初で最後といわれる秦秀雄旧蔵品の展示会でした。
いまある骨董の概念を作り上げた「秦好み」といえる、大きくひしゃげた向付で、さらっと書いた絵付けも良く、浸透性の高い唐津特有の土で今後も育っていくものと思います。
向付としては勿論、ビールやハイボールなど十分に飲めます(笑)
ひしゃげた際に出来た釜キズがあり、ソゲが数箇所(写真5枚目)あります。目立つニュウ(写真4枚目)は漆で止めてあります。
秦秀雄氏の子息、笑一氏による書付がある箱が付属します。
江戸時代初期
寸法　幅約123×約88×高さ約56
※大凡の採寸になります。

古い物ですので、写真で確認の上、ご理解の上でご検討下さい。
※古美術品ですので、商品の状態は「傷や汚れあり」にしてあります。

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